オールドレンズを使うココロは...


なんとなく、ハッ!と思った古いレンズを使うという事なんだが。

デジタル一眼/ミラーレス一眼なら、ナントカモードのような色調を
コントロールする機能が搭載されてる。

ヴィヴィッド、ナチュラル、ニュートラル....のような感じだろうか。
彩度、コントラスト、明度、ノイズリダクション....などもあるかな。

これらの機能は、銀塩カメラだったらフィルムの選択や、CCフィルター
などの使用不使用などの操作をしてた訳だ。

そこが遊び、あるいは道楽の世界では面白い部分だったんだと思う。
そこをカメラで決める時代になり、デジタル写真に特化したレンズ
になって、良く言えば鮮鋭な...シャープで濁りのない画像を簡単に
得られるようになったのかと。

レンズを通して入ってくる光(画像)の量が 10 として、撮像素子へ
届く量は10 でもないんだろう。
しかし、10に相当近づいてるのは間違いなさそう。

では、オールドレンズではどうだろう?......
10の光は、10に近いのだろうかというと、遥かに及ばないという
のは、実際に撮影してみればすぐに分かる事だ。
物にもよるだろうが、6.....良くて7 ぐらいだろうか。
消えた3の数値はどこ行った??という事になるけど、撮像素子へ
届く前に減衰して霧散した......って感じか。

霧散した3の部分こそが、古いレンズの欠点、良く言えば「味」なの
かも知れない。

料理の味わいで言えば、渋み、苦味、甘味、辛味....表現の難しい
雑味.... それらを味わう事という感じだろうか。
昔日本人によって発見された「旨味」という味覚。

かすかな、僅かに感じられる旨味が、もしかしたらオールドレンズの
中には存在するのかも知れない。
その味が味わいたくて、古レンズを付けたり、外したりするのでござろう。

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マミヤセコール210mm。


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SMCペンタックス200mm。


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RMCトキナー28−70mmズーム。

料理の仕方で、旨くも不味くもなる事もある。
さしずめ写真で言えば、対象、光線、チャンス.....それに幸運。
それらが加わったのなら、最高に美味しい料理を頂いたなぁという事になるのかもね。




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by soma_gatto | 2018-08-31 08:58 | Comments(0)